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こんにちは！牧之原石材です。お客様からお見積のご依頼を受けた時、まず墓地がどこにあるのかを伺い、実際に現場に赴き墓地を確認させていただいてます。もちろん墓地の広さも確認いたしますが、それ以前に墓地が高台にあるのかどうか、墓地までの通路はどれ位の幅や距離があるのか等々を見るようにしています。現場の環境によって工事の進め方や、準備する道具や機械、またお墓のデザインにまでも影響してくるからです。今日は墓地の場所の違いについて費用がどう変わってくるのかをお話しいたします。

2016年4月11日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年10月25日に改めて公開しています。

2016年4月25日にリライトしました。

お墓を建てる墓地の高低によって費用は変わりますか？

墓地が、山の上や高台の場所にある場合は、機械がどこまで届くのか、お墓の石材や部品をどうやって運ぶのか、などをまずは見るようにしています。高台の墓地へ続く道が、『階段しかない』なんてことも多々ございます。そんな場合は、通常のクレーンではなく、特殊な大型クレーンで機械や石材を搬入します。但し大型クレーン自体が入れない場所もあります。そういった特殊な場合は運搬用のレールを特別に作ったり、ウィンチを利用したりなど、その現場の特性に合った最適な方法で機械や道具、また石材を運びます。それでも難しい場合は人力で運ぶこともございます。特殊な現場の場合は、実際に工事をやる責任者も連れて現場を何度か確認をするようにします。また工事の際に特殊な器械を使いますと、通常の諸経費よりもプラスの費用が発生いたしますので、担当者より事前に説明を受ける事が非常に大事です。私たち牧之原石材では諸経費は約50,000円～となっています。

お墓を建てる場所までの道幅によってお墓の費用は変わりますか？

平地でも、墓地に続く通路が極端に狭い場合もございます。そんな場合は小型クレーンを2台利用し、その2台を連携させながらクレーンが届く範囲まで石材を運びます。それでも届かない場合は、先ほどと同じく人力で運びます。機械が通れる通路の幅の目安は約70㌢あれば、ほとんどの機械類は通ることが出来ますので、参考にして下さい。

人力で運ぶ場合、まれに社外のかたにお手伝いをお願いする場合もございます。その場合は別途費用がかかってしまいます。ここでははっきりした数字を出せませんが、私たち牧之原石材では、１人あたりのおおよそ最低金額は『通常の諸経費＋25,000円～　』となっています。

まとめ

３現主義（三現主義）という言葉があります。3現とは『現場』『現物』『現実』です。まず『現場』に足を運び・場を確認する。そして『現物』に触れ、その物を確認する。最後に『現実』をこの目で見て、事実を知る。まさにお墓の現場確認はこの言葉に集約されています。結果的に言いますと墓地の場所により、どうしても費用は左右されてしまいます。お墓を建てるときの現場確認は大切な想いを込めたお墓づくりに必要不可欠な事です。是非、信頼できる担当者と一緒に同行する事をオススメ致します。実際にプロの意見を聞くことにより、一段と納得してお墓づくりをすすめる事が出来るはずです。

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