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みなさんが家を建てる際に重要視をする箇所はどこでしょうか？静岡県内に住んでいれば耐震や基礎に注意される方は多いと思います。少し前のニュースで話題にもなりましたが、分譲された土地が軟弱地盤であったり、手抜き工事により家が傾いてしまったり、マンションの基礎工事の手抜きにより、マンション自体が傾いてしまった例もあります。そうなってしまうとその上に建てられたものは、改修工事の邪魔にしかなりません。そういった事の無いよう、土台となる基礎工事と言うものは本当に大切なのです。今日は当社で行っている基礎工事の違い、費用についてお話いたします。

2016年4月25日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年9月19日に改めて公開しています。

基礎工事の目的

こちらは言うまでもなくお墓を建てるために、地盤をしっかりと固めることにあります。お墓は通常の建物と違い、非常に重量があるものです。墓地の広さ、石の種類によっても違いますが、2.5㎡あたり１～2トンの重量がかかってきます。それらを支えるためにもしっかりとした基礎工事が必要です。

当社での一般的な基礎工事

当社は「全優石」に加盟している石材店です。基礎工事に関しても「全優石加盟店」の施工基準が設けられており、掘り下げる深さの指定や行程・施工方法にもルールがあります。それらの細かい基準をクリアして、初めて基礎工事が完成します。価格に関しては当社では基本価格が設定されており、区画の広さに応じて金額が決まります。

基礎工事オプション①D-BOX

こちらの「D-BOX」工法は、軟弱地盤・地盤改良を目的とした施工方法です。「D-BOX工法」は液状化現象に優れた耐久性を持つ施工方法で、施工するには「D-BOX施工管理検定資格」を持つ者がいないと施工できません。「D-BOX」についてはコチラ→お墓の地盤を強く！D-BOXについてパート②

費用については特殊な資材・特殊な施工方法のため、一般的な施工方法よりも多くかかります。

所有墓地が軟弱地盤の恐れがある方、ぜひご相談ください。

基礎工事オプション②コマブロック

こちらの「コマブロック」による施工方法も「D-BOX」と同様に軟弱地盤への対策として行われる施工方法です。「独楽」の様な形をしたブロックを埋めることで、上からかかる力を分散して基礎の沈み込みを防ぐ効果があります。「コマブロック」についてはコチラ→こんな方法もある！お墓の基礎工事パート③費用については、通常の基礎工事よりもかかりますが、「D-BOX」よりも安価で施工できます。一般住宅や道路工事、鉄塔建設にも使用されている工事方法です。「トップベース工法」と言われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか？基礎工事に関して3種類のご案内をいたしました。「ウチのお墓の地盤は大丈夫かな？」と心配されている方や、「地震の事を考えると不安になってくる。」という方は、ぜひお気軽に当社もしくは専任アドバイザーにご相談ください。実際にお客様の墓地の地盤を確認させていただき、施工方法をご提案致します。又、このような基礎工事の知識が頭の中にあるだけでも、これからお墓を検討されている方にとっては不安解消の一つとなり、基礎工事の工法は石材店によっても変わりますので、お店を決める際にも参考にしていただけると思います。