お墓にお供えする花は造花でもいいの?
こんにちは牧之原石材です。皆さんがお墓参りの際、お墓に花をお供えしますよね。特に夏場は傷みが激しく「すぐに枯れちゃうんだよねぇ。」とお困りの事があるかと思います。そんなときに“造花じゃだめなのか”とお考えになった事はありませんか?今日は【造花】についてお話し致します。
2016年4月14日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2019年2月22日に改めて公開しています。
造花とは
まず最初に、造花とはそもそもどういう物なのかをご説明します。造花とはその作りや目的によっては「アートフラワー」や「シルクフラワー」とも呼ばれ、文字の通り「造られた花」の事です。コットン・シルク・化学繊維を使用してつくられている物がほとんどで、中には生花と見違えるほどリアルなものや、自然の花には無い色合いが表現できる事が特徴です。しかし一番のメリットとして上げられるのは、やはり枯れる事が無くお手入れが最小限で済むという事ではないでしょうか。造花の起源は、紀元前2700年頃のエーゲ海文化の遺品の中に残されたのものが最古とされています。その頃の造花は、生花そっくりに造られた物ではなく、石や鉱石を削ったり集めたりして型どられた物だったそうです。日本では、平安時代に紙で作った造花が存在し、今の様な造花が使用されるようになったのは明治時代以降とされています。
お墓にお供えする花は造花でもいいの?
お墓参りのお供えは生花でなければいけないという決まりは特にありませんので、造花でも問題ありません。それは、お供えの良し悪しなどではなく、故人を想う気持ちが大切という事です。そして、造花をお供えするにはいくつかのメリットがあります。それは先にも少し触れたように、造花は枯れる事が無いため水を与える必要が無く、取り替えの回数も少なくて済むからです。また、お墓参りの際の手荷物や、手間が減る事もメリットといえるでしょう。しかし造花をお供えする上でのデメリットもあります。それは、親族の方から生花以外のお供えをする事への注意を受けることがある可能性や、墓地の管理者が造花を良しとしていない場合です。逆に生花が禁止されている墓地や、期間限定で増加をお供える墓地もあるようですので、無駄なトラブルを避けるためにも事前に墓地の管理者等にご相談するのが良いのではないでしょうか。
まとめ
如何でしたでしょうか。今回は【造花】についてお話ししました。他にも、一般的な造花より価格は高くなりますが、より本物に似せて精巧に作られた【リアル造花】や、生花を特殊な液で加工し長持ちさせる事を目的とした【ブリザードフラワー】という物もありますので、興味のある方は是非ご検討ください。因みに、造花を使用した場合でも「お墓参りをしなくてもいい」「お墓の掃除をしなくてもいい」という事ではありません。お墓参りの基本である“故人を供養する気持ち”という一番大切な想いを忘れないようにしましょう。
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