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本種子鋏| 種子島の鍛冶職人がつくったハサミ

2017年08月11日
かわしま屋



本種子鋏(はさみ)とは

古くから鍛冶が盛んな種子島で、三十七代に渡って連綿と伝承されてきた
鍛冶技術を受け継いだ職人、梅木昌二さんにより、
一本一本手打ちで丹精込めてつくられた家庭用の鋏です。

鋏の柄の部分から刃先にいたるまで
全て鉄を鍛金して作り上げられています。

切れ味はもちろん抜群に良いです。

その切れ味の秘密は刃の「ねり」と呼ばれる独特のうねりにあり、
切る時に刃と刃が擦り合わされることで素晴らしい切れ味を生み出しているそうです。

刃の合わさるシャキシャキ音が小気味よく、「切るたびに刃を磨く」とも表現されています。

量産品の鋏の様に刃先が切れ辛いということもありません。

刃先から刃元までどこでも切れ味は抜群です。












鍛冶職人・梅木晶二さん|梅木本種子鋏製作所 のご紹介



1543年ポルトガル人によって種子島に鉄砲が持ち込まれて以来、
この地では火縄銃の製造が栄え、鍛冶技術が発展しました。

その後時代の変遷とともに、つくるものは家庭で使われる「鋏」や「包丁」にかたちを変え、
その鍛冶技術は今に至るまで連綿と受け継がれています。
現在、「種子鋏」「種子包丁」と呼ばれる品々は、鹿児島県から「伝統工芸品」に指定され、
種子島の名産品として高い評価を受けています。





この種子島で、鍛冶を生業とし、三十七代に渡って長く技術を伝承してきたのが牧瀬家。
桓武天皇の治世から続く由緒ある家柄で、種子島に鉄砲が伝来して以来、
鉄砲鍛冶の仕事に長年携わってきました。

三十六代故「牧瀬義美」は、伝統工芸品の産業功労者として国から表彰を受け、
「牧瀬種子鋏製作所」として、種子鋏や種子包丁の生産を行い、
その高い鍛冶技術は、長い間多くのお客様に愛され評価されてきました。

この製作所で伝承を受け、鋏や包丁をつくり続けてきたのが三十七代目牧瀬義文さん。
牧瀬さんの打刃の力強さ、鍛造における集中力は類まれなるもの。
そこから生み出された切れ味鋭く、耐久性の高い優れた種子鋏や種子包丁は
料理研究家の方をはじめ、多くのファンを持ちます。
1日に4本ほどしか製作できなかったため、予約は常にいっぱいだったそうです。

ここで鍛冶の技を習得し、牧瀬さん亡き後その技術を受け継いだのが
梅木昌二さんです。




梅木さんは、一旦島を出て横浜の鋳型工場に就職され、十数年働いた後、
鋏作りに興味を持ち、島に戻って牧瀬さんの外弟子となったそうです。

牧瀬さんのもとで、牧瀬の鍛造技術の直伝を受け、その技を会得されました。

現在は「梅木種子鋏製作所」と名を変えた工房で、
牧瀬の伝統的製法を大切に守り、鍛造(火造り)から成型、焼き入れ、仕上げに至るまで、
手作業で一本一本丹念に包丁をつくっています。




梅木さんのつくる種子包丁は、伝承の技が息づいた正真正銘の牧瀬の種子包丁。
種子島以外の土地では取り扱い店も非常に限られており、
なかなか入手が難しい逸品となっています。



持ってみて驚く「軽さ」、抜群の「切れ味」

見た目からイメージするよりずっと軽い



無骨な刃の様子や、木の柄などを見る限り、重そうなイメージを抱かれるかもしれません。
なので、実際に手に持ってみると、その軽さにちょっと驚いてしまうと思います。
重量はわずか85グラム!
通常のペティナイフと同じくらいの軽さです。

種子島伝承の鍛冶技術が生み出した薄い刃と、柄に軽い天然木の朴ノ木(ほうのき)を
使用したことでこの軽さが実現しました。

長時間料理に使用しても、手を疲れさせることなくお使いいただけます。


堅いものでもストレスなくカット



熱した刃は丹念に手打ちされ、薄い両刃に仕上げられます。
この薄刃が、抜群の切れ味を誇ります。

根菜など少し堅めの野菜などを切っていただくと、
食材に刃が入る際に通常感じる異物感がほとんどなく、切れることに気付かれるかと思います。

切れない包丁で細かい作業を行うのはストレスがかかるもの。
この包丁なら、本当にストレスなく切れるから、
ついつい、「もっと切りたい!」と切るものを探してしまうほど気持ちよいんです。

雑誌や書籍でも紹介され、プロの料理人や料理研究家からの評価が高いのも
納得の切れ味です。


自然の錆止め加工



包丁の刃先を除く刃身が黒くなっていますが、これには理由があります。

鉄は高温で焼いて空気に触れると、表面が酸化して被膜となります。
黒くなるのはそのためで、これが自然の錆止めとなってくれています。

※ただし、自然の錆止めですので、お手入れは必要です。
 下記のお手入れ方法をご確認ください。

一般には刃身がツルツルと滑らかな包丁が多いですが、
こういった包丁は長い時間をかけて研磨しているか、
ステンレス製で大量生産されたものか、いずれかの場合が考えられます。




本種子鋏は、一本一本鉄を手打ちし鍛造された包丁です。
極めて生産性が低く、包丁専門店でもなかなかお目にかかることはできない
逸品といえます。



肉も魚も切れる万能包丁。小型の魚の三枚おろしにも。

この本種子鋏は、三徳包丁と呼ばれる万能包丁です。
薄刃に仕上がっているため、肉、野菜といった比較的柔らかい食材をメインに
お使いいただくことをお勧めします。

魚の場合、アジやサンマなどの小型魚を三枚におろしたり、
身を切ったりすることができます。
(骨を断つこともできますが、小型魚まで)







お手入れ方法

使用後は、乾いた布で水気をよく拭き取り、油を薄めに塗って保管してください。
また、定期的に砥石で研いでいただくと、鋭い切れ味を長く保っていただけます。



贈答用にも喜ばれます



本種子鋏は、名産の「種子鋏」があしらわれた素敵な箱に詰めてお送りします。
贈答用としてもお喜びいただけます。

料理好きの方、こだわりの料理道具をお使いの方へのプレゼントに最適です。



本種子鋏ギャラリー






















サイズ/仕様



サイズ: 全長285mm、刃渡り155mm
重量 : 85g
素材 : 刃/鉄・鋼、柄の部分/朴ノ木(ほうのき)
生産国: 日本(鹿児島県・種子島)




使用上のご注意



・もち手の柄の部分は天然木を使用しているため、木目はひとつひとつ異なります。予めご了承ください。

・使用後は、乾いた布で水気をよく拭き取り、油を薄めに塗って保管してください。




 

企業情報

社名
かわしま屋
URL
https://kawashima-ya.jp
住所
〒208-0034 東京都武蔵村山市残堀4-17-8
資本金
10,000,000円

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