お墓の基礎工事で耐用年数が変わるのです
こんにちは。最近は生前にお墓を検討する方が増えた為、お墓の劣化についての質問が多くなってきました。お墓といえば「一度建てれば一生持つ」と思っている方が多いと思いますが、実はお墓も劣化をしていきます。今回はそんなお墓の耐用年数、劣化の原因についてお伝えします。
目次
お墓の耐用年数
お墓の基礎工事で耐用年数が決まる理由
まとめ
お墓の耐用年数
一般的に、お墓の耐用年数は30年で良くても100年と言われています。「墓石って一生持つんじゃないの?」と思われるかと思います。確かに、一般的によく使われる御影石自体の耐久性は長く、ぶつけたり高温に熱したりしなければ半永久的に持つそうです。吸水性の高い石を温度差の激しい土地で使うと中に吸収された水が凍って墓石を割ったりすることはありますが、実はお墓の耐用年数に大きな影響を与えるのは、石の素材ではなく基礎工事なのです。当ブログでも基礎工事の大切さをお伝えしていますが、それが劣化や耐用年数にも関わってくるのです。
お墓の基礎工事で耐用年数が決まる理由
なぜ御影石自体の耐久性は長く半永久的に持つのに、お墓になると寿命が縮まってしまうのかという疑問を持たれると思います。一番の原因は、石の素材ではなく基礎コンクリートや接着剤などの施工資材の寿命です。正しい施工を行わなければ、石と石のつなぎ目は3~4年で剥離してきます。お墓の傾きも7~8年で生じてくるのです。最近ではお墓も地震対策を考えた耐震施工が当たり前になりましたが、この耐震施工ひとつとっても、それぞれの石材店によって使用している資材が異なります。安価だからと建立し劣化が早かったという例も実際にあります。
まとめ
現在、たくさんの石材店がありますがそれぞれが持つ強みや特徴は違います。ただ共通して言えることは、選ぶ基準の1つとして耐用年数や劣化を考え、正しい基礎工事をしてもらえる石材店さんを選ぶことです。どのような素材を使用しているのかをきちんと確認し、その石材店が施工したお墓を見に行ったりして確認させて頂く事も1つかもしれません。実際に建立したお客様の声を参考にしながら石材店を回るのも良いかもしれません。
下記基礎工事についてのブログです
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